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会長挨拶

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第23回沖縄県介護老人保健施設大会開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

 全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値が厚生労働省から発表されました。これは、65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症である計算となります。高齢社会から超高齢社会へ進む中で認知症高齢者や独居老人,老老介護など、ただ歳を重ねるだけではなく、様々な問題点も多く発生しています。
 当初、中間施設として出発した老人保健施設は、現在では介護保険制度の中で確実に中核施設としての役割を担うようになってきました。
 高齢者が住みやすい社会づくりに「地域包括ケアシステム」の構築が急がれていますが、近年ようやく沖縄県や各市町村においても、その形が見えてくるようになりました。私たち老健施設は、その中で何をすべきかを主張し、医療と介護の両方を提供できる唯一無二の施設として存在感を高め、その特性を活かしていく必要があります。
 中間施設から中核施設へ、高齢者がより元気に施設や自宅で過ごせるために、老健の役割を改めて見つめ直すという意味で、今大会は「時代が老健を創り、老健が時代を創る ~介護保険の理念に立ち返り、在宅支援の再構築~ 」をテーマとしました。今後の老健施設を全員で考え見つめる大会としましょう。

第23回沖縄県介護老人保健施設大会
大会会長 平良 直樹

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